牟田彩乃さんの「英国菓子・知っておきたい100のこと」を愛読中です。
レシピはもちろん、お菓子にまつわるエピソードが楽しくて(^^♪。
オレンジを丸ごとゆでて使うという「ボイルドオレンジケーキ」がとても美味しそうなので、作ってみました。
丸ごと、ことこと…
まずは、オレンジをゆでます。
だいぶ前に買った、オーガニック&ポストハーベストフリーのオレンジが1つ野菜室に眠っていました(^^;)。
丸ごと、ことことと…。15分ほどということだったのですが、まだ固そうだったので、さらに 15分。
ヘタと種を除いてフートプロセッサーにかけ、約220g のオレンジペーストができました。
これをケーキに焼き込むわけですが、小麦粉ベースとアーモンドパウダーベース、2種類の作り方があるとのこと。
オレンジペーストを使いきりたいですし、せっかくなので、両方とも作ってみました(^^♪。
アイシングのかかっている大きな方が、小麦粉ベース。小さな方がアーモンドパウダーベースです。
どちらもオールインワン式で、あっという間に出来ました。
どんなお味でしょう…興味深々(^^♪。
小麦粉ベース
小麦粉、バター、お砂糖、卵、そしてオレンジペーストがたっぷり入ります。
重いケーキになるかしらと思ったのですが…。
かなりしっとりしつつも重さはなく、ほろほろっとした食感。
オレンジの香りがさわやかで、とても美味しいです(^^♪。
アーモンドパウダーベース
もう一つのレシピは、小麦粉を使わずアーモンドパウダーがベースです。バターも入っていません。
こちらはさらに、ふわっと軽い口あたりです。
オレンジペーストの水分はどこへ行ってしまったのか不思議なくらい、ほどよいしっとり加減。
アーモンドとオレンジの香りがとけあって、すごく好きなお味でした。
グルテンフリーのお菓子としても定番なのだそうですが、こんなに美味しくてヘルシーだなんて(^^♪。
おすすめのキャンディで
「英国菓子・知っておきたい100のこと」の No.70 は、紹介されているお菓子に合う紅茶の一覧表です。
ボイルドオレンジケーキには、キャンディがおすすめとのこと。
それならば…大のお気に入り、ChaTeaで購入したケニルワース茶園の OP1(2020年)をいれました。
生き生きした甘い香りと軽やかな風味が、ボイルドオレンジケーキと何ともよいバランス。
さすが、おすすめの組合せですね(^^♪。
オレンジを丸ごとゆでて…という作り方にはびっくりしたのですが、モロッコやスペイン、中東などのお菓子に多くみられる手法なのだとか。
英国菓子も、さまざまな国や時代の影響を受けて、進化しつづけているのですね…。
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