ダウントン・アビー、私も夢中になってしまった一人です。
テレビシリーズも映画も、何度みても飽きません。
ストーリーもさることながら、映像がとにかく美しく…。特に、お茶のシーンにはくぎ付け。一時停止して、ティーセットやお菓子をじーっと観察してしまいます。
関連書籍もいろいろ出ていますが、私のお気に入りはこちら↓
日本語訳が出るのを待てず、英語版を買ってしまいました。レシピブックなのであまり難しい表現もなく、何とか大丈夫(^^;)。
最初に登場するレシピは「English Cream Scones」です。
生クリームで作る、お手軽スコーン
English Cream Scones は、バターではなくダブルクリームで作るスコーン。rub in の手間がなく楽なうえ、ふんわり美味しく仕上がる優秀レシピです。
今日は、英国・シップトンミル社の小麦粉「ソフトケーキ・ペストリー」を使ってみました。
トップに振ったお砂糖が、カリッと焼きあがりました。
そして…小麦粉の風味が香ばしく、さっくりほろほろっとした食感…。イギリスでいただくようなスコーンが、私のキッチンで出来たことに感激です(^^♪。
今日はクロテッドクリームも手作りなのです。最後の方のページに載っていた「Mock Clotted Cream(偽のクロテッドクリーム)」(!) を作ってみました。
Mock Clotted Cream
「偽のクロテッドクリーム」って??と興味津々でしたが…。
ホイップした生クリームにマスカルポーネチーズとお砂糖(私は省きました)を混ぜ合わせたものでした。これなら、私がいつもフルーツサラダなどに使っているのと同じ。スコーンにつけたことはなかったけれど、言われてみたら、確かに合いそう!
そうそう、このレシピのページには、かの有名な、コーンウォール vs デヴォンの、クロテッドクリーム発祥をめぐる、そしてクリームとジャムをつける順番をめぐる論争についての、ミニコラムもありましたよ(^^♪。
シップトンミルの小麦粉 × ダルメインのママレード
Mock Clotted Cream と一緒に添えたのは、初めていただくダルメインのジェーンズママレード。
これが、今日のスコーンに、ものすご~く合いました(^^♪。
- Jam first(コーンウォール式) にしても。
- Cream First (デヴォン式)にしても。
どちらにしても美味しい~(^^♪。
英国産小麦の風味豊かなスコーンに、ほろ苦くしっかり甘いダルメインのママレードと、たっぷりのクリームが合わさると…絶品(^^♪。
「偽のクロテッドクリーム」もなかなか良かったです。本物のクロテッドクリームより軽いので、思い切りたっぷり乗せるとバランス◎。
ヨークシャーゴールドのミルクティー
ダウントン・アビーは、ヨークシャーのダウントン村にある伯爵家のカントリーハウス、という設定です。
ということで、お茶は、ヨークシャーゴールドをミルクティーに(^^♪。
ヨークシャーティーを作っているテイラーズオブハロゲイトは、1886年創業ということなので、もしダウントン・アビーが実在したならば。
階上の方々は、やはり中国茶…なのかな? でも、階下のスタッフはきっと…。
そんな想像をしながらのクリームティー。美味しく楽しいひと時でした(^^♪。
ダウントン・アビーの Season6。ミセス・パットモアが始めた B&B をグランサム伯爵たちが訪れてお茶をするシーンで…。伯爵が「この美味しいスコーンを、もう一つもらえる?」と、お代わりするんですよね(^^♪。
どんなスコーンだったのかなぁ…。