シップトン・ミルの英国産小麦粉のスコーンに、ダルメインのジェーンズマーマレードを合わせてみて、その美味しさに感動したのは数日前のこと。
そもそも、ママレードは朝食のトーストにつけるもので、スコーンに合わせるものではない、とも聞きますが…。スコーン×ママレード、やはり好きなのです(^^;)。
今日は(大食漢の)夫もいることですし、日・英の小麦粉で作ったスコーンに、日・英のママレードを組み合わせて、風味の違いや相性を確かめてみよう!ということになりました。
本日の小麦粉たち
本日、日英を代表していただく小麦粉たち。
- 日:江別製粉「クーヘン」
- 英:シップトン・ミル「ソフトケーキ&ペストリー」
今日のスコーンに使う120gずつを量りました。
- クーヘンの方が、明らかにかさが大きいです。ふんわりきめ細かく、しっとりした手触りです。甘い香りがして、色はややクリーム色。
- シップトン・ミルは、さらさらしていて、粒子が大きくざらっとした手触り。「粉」という感じの香ばしい香りで、ベージュがかっています。
本日のママレードたち
合わせたママレードたちはこちら。
- 日:軽井沢 沢屋「完熟オレンジママレード」
- 英:ダルメイン「ジェーンズ・マーマレード」
そのままいただいてみると…
- 沢屋のママレードは、オレンジそのもののようなフレッシュ感が特徴。濃度はゆるく、甘さ控えめ。そのままでも美味しい、私が大好きなママレードです(^^♪。
- ジェーンズマーマレードは、ほろ苦く濃厚な、The ママレードというお味。ブレンドされているレモンとグレープフルーツが効いて、すっきり感もあります。
前置きがずいぶん長くなってしまいました(^^;)。やっと、本題。
どちらも、どの組み合わせでも…(^^♪
スコーンは、安田 真理子さん「おうちで作るイギリス菓子」のレシピで。バター・ヨーグルト・お水で作るシンプルなスコーンです。
右がクーヘン、左がシップトン・ミルです。
まず気づくのは膨らみの違い。クーヘンの方が大きく持ち上がりました。色の違いも、粉の時よりはっきりわかります。
何もつけずにいただいてみると…。
- クーヘン(右)は、甘くしっとりした香り、ふんわりもっちりした食感。親しみのある優しい美味しさです。
- シップトン・ミル(左)は、こくのある香ばしい香り、ほろほろっとした食感。しっかりした濃い風味です。
食べくらべてみると、改めて、ずいぶん違うものですね。なるほどー。
ママレードとの相性はどうでしょう。まずは、日本産同士、英国産同士で。
- クーヘンを使った優しい風味のスコーンに、クロテッドクリームと、沢屋のフレッシュなママレードをたっぷり。
私のいつもの頂き方。もちろんとても美味しいです。すべてが柔らかくまとまって、安心なお味。
- シップトン・ミルの香ばしいスコーンに、同じくクロテッドクリームと、ほろ苦いジェーンズマーマレード。
先日の感動がまだ続いています。スコーンやクリームと一緒にいただくと、ママレードが驚くほど美味しく変身します。
次に。それぞれお相手を変えて、クーヘン×ジェーンズマーマレード、シップトン・ミル×沢屋では…。
それはそれで、とても美味しかったのです(^^♪。
以前、ベノアwithシップトン・ミルの全粒粉スコーンに沢屋のママレードを合わせたときには、これは合わない…とがっかりしたのですが。
今日のシップトン・ミルの小麦粉は「ソフトケーキ・ペストリー」用なので、風味は柔らかめ。
どの組合せも違和感なく、甲乙つけがたいくらい、美味しくいただけました。
夫曰く「みんな違って、みんないい」という結果に…。
でも、それぞれの違いは良く分かったので、比べてみた意味はありましたよ~(^^;)。
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