If the fairies come to tea, how very jolly that would be! They’d say “Hello”. I’d say “Come in”. And then the fun would all begin...

ウィーン生まれではない “ヴィエニーズワール”

レシピブックをぱらぱらしていたら、“ヴィエニーズワール(ウィーン風渦巻き)”というビスケットに目が止まりました。

とても愛らしくて、美味しそう!

さっそく作ってみました。

イギリス人のイメージする “ウィーン”

ヴィエニーズワールが載っていたのは、いつもの安田真理子さんの “おうちで作るイギリス菓子”。

“Viennese” といっても、ウィーン生まれというわけではなく、イギリスのお菓子なのだそうです。

市販品もあるほどポピュラーで、ウィーンの優雅なイメージから名づけられたのでは…という説が有力とのこと。

本当に、見るからにウィーン風。

バターたっぷりのとてもやわらかいビスケットに、バタークリームとラズベリージャムをはさみます。

…のはずですが、ラズベリージャムを切らしていたので、先日つくったミックスベリージャムで代用しました。ラズベリーだったら真っ赤でもっとかわいかったことでしょうね。

口のなかでほろほろっと溶けてしまう繊細なビスケットと、ふわふわのクリーム、甘酸っぱいジャム。

単にジャムサンドビスケット…とは言えないくらい、ぜいたくな美味しさ。ヴィエニーズワールという素敵な名前にふさわしいお味でした(^^♪。

キャッスルトン茶園・夏摘み “MUSCATEL”

お茶も何となくウィーンをイメージして?クラシックなキャッスルトン茶園のセカンドフラッシュ(2020年 DJ94 MUSCATEL/シルバーポット)を合わせました。

軽い香ばしさと華やかなマスカテルフレーバーが、上品なバター風味のヴィエニーズワールにぴったり。

つかの間、ウィーンの優雅なカフェを思い浮かべてうっとりしました(^^♪。

どの国の人も、外国の素敵な場所には憧れをいだくものなのですね。

私の憧れは、イギリス、オーストリア、フランス、オランダなどなど……。

そうした国でも日本を好きな方々がたくさん増えて、相思相愛になれたらうれしいな(^^♪。

 

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