先日の水ようかんの白あんが残っていたので、練り切りを作ってみました。
白い芍薬にするつもりだったのですが、なぜか「夏椿」が出来上がりました…。
素朴な風味の、薯蕷練り切り
練り切りは、白あんに求肥を練り合わせることが多いと思いますが、今日は、大和芋を使う薯蕷(じょうよ)練り切りにしてみました。
レシピは、金塚晴子さんの「ほーむめいど和菓子」を参考に。1997年発行という古い本ですが、愛用しております(^^♪。
ちょうどお部屋に飾っていた白い芍薬をイメージしていたはずなのに、どう見ても椿になってきて…。
急きょ「夏椿」ということにいたしました(^^;)。
後ろのお花が芍薬。似ても似つきませんね(^^;)。
不器用さをかえりみず、やわらかい薯蕷練り切りでひらひらした芍薬の花びらを作ろうというのが無謀でした。
でも、大和芋の素朴な風味がして、お味はこちらの方が好きなのです。
中は黄身あん。がくの部分は抹茶でマーブル風に色付けしてみました。
かたちはともかく、できたてのしっとりした練り切りは本当に美味しいです(^^♪。
ただ…。ほっこりした大和芋の香りが好きではあるものの、今の季節には少しくどかったかもしれません…。
久しぶりの練り切りづくりがとても楽しかったので、次回は求肥ですっきりしたお味にしてみようと思います。
今日も「清明」
お茶は、茶茶の間の「清明」です。
このところ湿度も高いですし、風味が変わらないうちにと、毎日のようにいただいています。
淹れ方もいろいろ楽しんでいますが、香り高くすっきりとはいる「一杯茶」がやはり好き。
「清明」は冷めかけも美味しいので、茶葉3g、熱湯300ccで2杯分淹れ、3分蒸らしたら、別のポットに移しておきました。
フレッシュな新茶の風味から、甘く優しい余韻へ…。毎回うっとりしてしまいます。
今日の練り切り、やや苦し紛れに「夏椿」としてみたのですが、別名「沙羅」ともいう素敵なお花です。
↓似ています?
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