初めて作ってみたエルダーフラワーコーディアルも、残り僅かになりました。
最後に何かお菓子にしようとレシピを探してみると、グーズベリーと組み合わせるのが定番のよう。
昔ながらのイギリスの初夏の味、といわれるとどうしても試したくなって…。
グーズベリー、お取り寄せしました(^^♪。
きれい…そして酸っぱい…
グーズベリーの旬は6月頃らしく、もう終わってしまったかしら…と思いつつ検索していたら、何と、メルカリに出品している方がいらっしゃいました。
購入して、翌日のお昼にはポストに届くという早さ。スンちゃんさん、ありがとうございました(^^♪。
何てきれいなのでしょう…!
時期がおそいので赤くなった実が混ざります、とのことでしたが、それもまたかわいいです。
一つお味見してみると、皆さんのおっしゃる通り、酸っぱい(^^;)。
青いような香りと酸味以外はとりたてて風味がなく…。生でいただくものではないのですね。
まずはコンポートを作って、フールにしてみることにしました。
エルダーの香りをまとって、大変身
レシピは、いつも頼りにしている安田真理子さんのブログ「Galettes and Biscuits ~イギリス菓子のある毎日~」を参考に。
花がらと柄?を取って、エルダーフラワーコーディアルとお砂糖でコンポートを作ります。
そのコーディアルですが…。
コンポートとなると結構な量を使いますので、貴重な?自家製を使うのが忍びなく、急きょ市販品を買ってきてしまいました(^^;)。
少しクセが気になるのでレモンスライスをプラス。
静かに7~8分火を通し、そのまま冷ましておきました。
青い香りと強い酸味…というあまり好ましくないお味だったグーズベリーが、エルダーの風味をまとって大変身。
優しい香りの、甘酸っぱい素敵なコンポートになりました(^^♪。
そしてこれを、フールに。
クリームは、少しマスカルポーネを加えたホイップクリームにしてみました。
美味しい(^^♪。
きゅっと酸味のある香りのよいコンポートと、ふんわり優しいクリーム。最高の組合せですね。
グーズベリーにはエルダーの香りがほんとうに良く合って、まるで、もともとこういう香りのベリーだったかのよう。
それにしても、コンポートにクリームを合わせるだけ…というシンプルな食べ物にちゃんと名前をつけて(微妙な名前ではありますが)立派なデザートにしてしまうところ、イギリスらしくて微笑ましい(^^♪。
ハムステッドのカモミールティー
今日は少し胃が疲れているのか、カフェインフリーのお茶にしたくなりました。
最近のお気に入りは、ハムステッドのカモミールティー。
新しくなったかわいいパッケージにひかれて久々にいただいてみたのですが、こんなに美味しかったかしら…とびっくり。
ドライハーブティーにありがちなくぐもったような感じがなく、フレッシュな甘い香りがします。
一緒に買ってみたダージリンはまだ開けていないのですが、マカイバリ茶園のオーガニックティーとのこと。
そちらもいただくのが楽しみです(^^♪。
エルダーフラワー、グーズベリー、カモミール。
素朴な優しい香りに包まれていたら、一昔前のイギリスの田舎にタイムスリップした気分。
初夏の野原で摘んできたお花やベリーでつつましいティータイム…などと、幸せな妄想にひたった午後でした。
憧れのエルダーフラワーコーディアルを作ってから、毎日のように、ソーダ割りにしたり、ヨーグルトにかけたり...。 みるみる減っています(^^;)。 今日は、大好きな安田真理子さんのブログで見つけた「エルダーフラワーのドリズルケーキ[…]
英国菓子を好きになってから憧れていたことの1つが、フレッシュなエルダーフラワーでのコーディアル作り。 でもマンション暮らしでは...と、最初から半ばあきらめていたのですが...。 摘みたてのエルダーフラワーを送ってくださる素敵な[…]