イギリス・ウエールズ地方の伝統的なお菓子、ウェルシュケーキ。
ほろほろっとした食感がたまらなく好きで、ときどき作っています。
レーズンやカランツが入るレシピが多いようですが、わが家の定番はオレンジピール入り。
ウエールズに限らず、イギリスの(特に伝統的な)お菓子って、レーズンやカランツを使うものが多いですよね。
素朴な焼き菓子は大好きだけれど、なぜか子どもの頃から干しぶどうが苦手な私は(偶然、夫も同じ)、たいてい、オレンジピールに変更します。
好きなものだけでできているウェルシュケーキ(^^♪。
スコーンと同じような材料ですが、バターが多めで、卵も少し入ります。
レシピは、いつもの安田真理子さんの「おうちでつくるイギリス菓子」から(カランツ以外)。
本来は「グリドル」という鉄板を使うのだそうですが、厚手のフライパンで片面ずつこんがり焼いて、グラニュー糖をまぶして出来上がり。とっても手軽です。
冷めても美味しいけれど、まずはもちろん、焼きたてを(^^♪。
バターや小麦粉の素直な風味に、さわやかなオレンジのアクセント。
独特のほろほろっとした口どけが、やはりとっても美味しいです(^^♪。
今日はオレンジピールを入れたのですが、何も入れなくても、シナモンやクローブで香りづけしても、好きです。
…と書いていたら、スパイス入りバージョンを、またすぐに作りたくなってしまいました。
オレンジピールの香りに合わせて、お茶は F&M のカウンテスグレイ。
ウェルシュケーキを焼いていたら暑くなってしまったので、アイスティーにしました。
普段はブラックティー派の私ですが、カウンテスグレイには、ミルクを入れるのも気に入っています。
華やかな香りのアイスミルクティー(^^♪。
ウェルシュケーキには、こちらの方がより合うかもしれません。
ウェルシュケーキをつくっていたら、むかーしに観た「ウエールズの山」という映画を思い出しました。
ヒュー・グラントが演じるイングランド人測量士が、ウエールズの「山」を測量にいくところから始まる、心温まるお話。
ウエールズ語?が理解できなくて、気弱そうに「英語を話せる人はいませんか?」というヒュー様がすごくおかしかったです(^^♪。
それくらい、独自の文化があるところなのでしょうね。
いま探してみたら Amazon でレンタルできるようです。久しぶりに観てみようかしら…。
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