いよいよ、りんごシーズンたけなわですね。
ブラムリーは終わってしまいましたが、続いて、3種類のりんごが我が家に集合しました(^^♪。
ジャムをつくってみたら、予想以上に個性たっぷり!
りんごジャムといえば何といっても紅玉、と信じていた私ですが…。
ブラムリーがあまりに美味しかったので、他のりんごも試してみたくなりました。
紅玉、グラニースミス、コックスオレンジピピンの3種類で、ジャム三昧を企てました(^^♪。
生でかじってみると、紅玉とコックスは、よく似たポクッとした食感。
グラニースミスはシャキシャキとして、そのままでも美味しいです。
3つとも酸味はあるものの、ブラムリーにくらべると穏やかですね。
それぞれ、1cm角くらいに切って、25%の重さのお砂糖でジャムにしてみました。
紅玉
アメリカからやってきて、明治時代から日本で栽培されているという、おなじみさん。
ジャムやお菓子にすると抜群においしくて、大好きです。毎年シーズンを心待ちにしています(^^♪。
いつものように、むいた皮を一緒に煮て、ピンク色のジャムに。しんなり&とろっと煮えました。
グラニースミス
オーストラリアで、マリア・アン・スミスさんという女性(スミスおばあちゃん)によって発見されたのだとか。
さわやかな酸味で、アップルパイに最適とされているそうです。アップルパイ屋さんの名前にもなっていますね!
今回は、OISIXで購入したニュージーランド産。
ほとんど煮崩れず、シャキッと透明感のある仕上がりです。
コックスオレンジピピン(Cox’s Orange Pippin)
岩手県の「サンファーム」から送っていただきました。
1800年代、イギリスの園芸家コックス氏が作出したとされる品種で、イギリスでは「世界一おいしいりんご」と言われているそうです。
Orange Pippin(オレンジ色のりんご)という通り、オレンジがかったまだらな果皮が印象的。
子供の頃、ファージョンの童話(といってよいのかしら)が大好きだった私は、「リンゴ畑のマーティン・ピピン」を思い出しました(^^♪。
生でいただく「イーティングアップル」に分類されるようなのですが、ぽくぽくした粉っぽい歯ざわりで、加熱した方が美味しそう。
初めてなので、すべてのコックスがこうなのかはわかりませんが…。
煮てみると、紅玉と似た感じで、よりねっとりとしたジャムになりました。
並べてみるとこんな感じ…。
少しだけ残っていたブラムリーのジャムも仲間入り(^^♪。
よく冷やしてから、ショートブレッドに乗せていただきました。
色合いもテクスチャーも、お味も香りも、それぞれ個性的…。
- 紅玉:とろっときめ細かく優しいお味。どこかミルキーなかわいい香り。
- グラニースミス:シャキッと軽快で、さわやかな酸味。香りもすっきり。
- コックス:しっかり甘酸っぱく濃厚。桃やプラムを思わせる甘い香り。
- ブラムリー:ふわっと柔らかい口あたり。きゅっとした強い酸味と華やかな香り。
表現力がなくて、もどかしいのですが…。
「みんな違って、みんな良い」
どれもとっても美味しかったです(^^♪。
あわせた紅茶は、テイラーズの(去年の)クリスマスティー。
▼先日、発掘しました▼
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ただいま絶賛消費中です(^^;)。
やわらかなスパイスの風味が、肌寒い季節にぴったり。
りんごの香りとほんとうに良く合いますね。
冷たい雨を眺めながら、あたたかいお部屋でぬくぬくと…。
幸せ(^^♪。
実は今日、このブログをはじめてから1周年になりました。
独り言のように気ままに好きなことを書いていたら、いつの間にか、季節がひとめぐり。
つたない文章を読んでくださった皆さまに、心から感謝いたします。
よろしければ、これからもおつきあいくださいね。
思えば去年も、りんごに大騒ぎしていました▼
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