９月は、英国展があったり、マリアージュ フレール熱が再発？したりと忙しく、瞬く間に過ぎてしまいました。
でももちろん、ダージリンセカンドフラッシュのことも忘れてはおりませんでしたよ(^^♪。
農園もののダージリンをいただくようになってまだ数年の、未熟者の立場から申し上げますと…。
ルピシアの、あの「チャート」ほど、ありがたいものはありません(^^♪。
こちらですね▼
https://www.lupicia.com/shop/e/eDJS22A/
基本的に「軽やかな味わい」を好む私は、チャートの上半分に注目…。
キャッスルトン茶園の２つのお茶に惹かれました。
- 「果実のような香り」グループから「2022-DJ156」
- 「花のような香り」グループから「ティッピークローナル, 2022-DJ164」
茶葉のサイズは、どちらも小さめ。
「ティッピークローナル」にはたくさんのチップが見えるものの、大きさは「DJ156」と同じくらいです。
中国種系統のクローナル、ということなのかな？
その辺りのことは、私には未知の世界ですが…。
難しいことはともかく。
どちらもほんとうに「軽やか」な、私好みのお茶でした(^^♪。
シーズン初めのころからいただいてきましたので、もうどちらも残りわずか。
貴重な茶葉を、あらためて…。
マスカテルと、フラワリー。
そう来ますか…と思わず深く頷いてしまう、さすがのキャッスルトン茶園なのでした(^^♪。
まずは、華やかなマスカテルフレーバーが香る…
- 「果実のような香り」グループの「2022-DJ156」
これはもう、パーフェクトとしか言いようがありません。
マスカットを思わせる純度の高い果実香が特徴のお茶をご用意しました。
軽やかでスムースな飲み心地ながら、味わいは厚みがありふくよか。華やかで長い余韻も楽しめます。ルピシア オンラインストアより
https://www.lupicia.com/shop/g/g12801238/
セカンドフラッシュといえば「マスカテルフレーバー」…もちろん味わいたいけれど…。
「どっしり感」と同居しがちなところが、私には悩みの種？なのです。
でもこの「DJ156」は、とにかく、軽やか♪
キャッスルトンらしい香ばしさ（それも大好きですが）も少なく、とても透明感のある味わいです。
どんなお茶も薄く軽く淹れるのを好む私ですが、このお茶の場合は、さにあらず。
ルピシア推奨の通り、茶葉2.5g、熱湯150ml、蒸らし時間３分程が、一番美味しく感じます。
口径の狭いカップでいただきますと、きれいなマスカテルフレーバーがより引き立つような。
とても気に入ったので追加注文したかったのですけれど、かなり早い段階で売り切れでした…。
バイヤーさん一押しのようですので、当然ですね(^^;)。
一方、繊細でフラワリーな…
- 「花のような香り」グループの「ティッピークローナル, 2022-DJ164」
こちらは、いつも通り、薄ーく淹れて。
茶葉1.5g、熱湯150ml、蒸らし時間３分が、私のお気に入りです。
ルピシアの説明はこうなっていますが…▼
くっきりと香り立つ花香に、生き生きとした鮮やかな風味。芳醇な甘みがじんわりと広がり、厚みのある上質な余韻に満たされます。
ルピシア オンラインストアより
https://www.lupicia.com/shop/g/g12401242/
ぐっと少ない茶葉（ルピシア推奨の６割ほど）で淹れていますので、すべてがほんのりと淡く。
みずみずしいお花の香りと、とろりとした優しい甘み。
まるでお茶ではないように軽やかで、するするとのどを通ります。
いただきやすいので、つい手が伸びる…そんなお茶です。
口径の広いティーカップで、ふんわりとした香りを楽しむのが良いですね(^^♪。
一緒に、無花果のコンポートをいただきました。
母のお手製です。
ブランデーがたっぷりときいている、懐かしいお味。
軽やかな夏摘みダージリンには殊のほかよく合って、ほんとうに美味しい(^^♪。
秋の深まりを実感する、素敵なティータイムになりました。
美しく澄み切ったマスカテルフレーバーと、みずみずしく優しいお花の香り。
キャッスルトン茶園、やはり好きだわ…とあらためて実感。
ルピシアのおかげで、今年も素敵な夏摘み茶に出会えました(^^♪。
あの「チャート」は、ほんとうに優れものですね。
他のお茶屋さんでもぜひ導入していただけないでしょうか…？
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フランス在住のエッセイスト・戸塚真弓さんのご著書を、長年、愛読しています。
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