マリアージュフレール銀座本店は、今年、25周年になるのだそうです。
それを記念して新設された、これまでとは少し違う形式のティークラブ 「アトリエ アールグレイ」に参加しました。
ここ数年、ご無沙汰気味だったマリアージュフレールですが…。
今シーズン、ナムリングアッパーと出会ったことで、ふたたび、in love (^^♪。
webサイトを眺めていましたら、新設の「お茶銘柄に特化し、談笑しながら鑑賞する講座」=「フレンチティークラブ」のお知らせを見つけました。
しかもテーマは、私の大好きなアールグレイ!
詳しくは、こちら▼
https://www.mariagefreres.co.jp/teaclub_request.php#ftc
もちろんすぐに申込み(^^♪。
わくわくしながら、当日を迎えました。
すずらん通りにある銀座本店。
日本で最初の路面店としてオープンしたのが25年前、1997年なのだそうです。
思えば、私がフレーバードティーに夢中になりはじめたのも、その頃。
「グラン ボワ シェリ」や「島々のヴァニラ」がお気に入りでした(^^♪。懐かしい…。
今回の「アトリエ アールグレイ」の会場は、地下の「MUSÉE DU THÉ(お茶の博物館)」でした。
噂にはきいていたのですけれど、初めて、地下に下りました。
こじんまりした空間に、お茶にまつわる貴重なアンティークが所狭しと。
こちらは「茶商の木箱」とのこと▼
実用品だったのでしょうけれど、美しい…。お茶が貴重品だった往時が偲ばれます。
イギリス・ヴィクトリア朝の、琺瑯製の小さなティーポット▼
掌に乗るくらいの小ささで、とってもかわいいです。
エリザベス2世もいらっしゃいましたよ▼
壁には、19世紀末の、マリアージュの広告▼
彗星の接近?発見?を記念して「COMETE」と名付けられたラプサン・スーチョンが発売された時のものだそうです。
…という感じで、宝さがしのような、心躍る空間(^^♪。
そろそろ本題に入りますね(^^;)。
用意してくださったのは、12種類のお茶。
6種類のお茶(アッサム、緑茶、雲南、ダージリン、烏龍茶、ルイボス)をベースにしたアールグレイと…▼
それと同種類の着香していないお茶(とても上質な)を味わうという趣向です▼
組合せは以下の通りで、何とも贅沢なラインナップ…。
- アールグレイ ドール: ナホラビ(アッサム夏摘み)
- アールグレイ センチャ: ジェイド ヒマラヤ(ネパール/緑茶)
- ロワ デ アールグレイ: ユンナン ドール(雲南/紅茶)
- アールグレイ インペリアル: ナムリング キング アッパー(ダージリン春摘み)
- アールグレイ ウーロン: 東方美人(台湾/青茶)
- ルージュ アールグレイ: ルイボス ヴェール(南アフリカ)
こんなに良いお茶を一度にいただけるなんて、もちろん初めての経験です!
講師の方のお話がとても楽しくて、和やかなムードで試飲会がはじまりました。
まずは、アールグレイ ドール。
こちらはいただいたことがあります。
ゴールデンチップたっぷりのアッサムに、上品なベルガモット。
淹れ方が上手なせいでしょうか…記憶しているよりも、ずっと優しい味わいでした(^^♪。
続いて、興味深いお話を伺ったり、気軽に質問したりと、心地よい雰囲気のなか、次々とお茶が…。
知っているお茶、初めてのお茶、そして、自分では決して選ばないだろうお茶。
ほんとうに、お茶の味わいって多彩なんだなぁ…と感動しました。
伝統的に中国茶で作られていたアールグレイを、様々なお茶に応用したのは、マリアージュが最初だったのだそうです。
当然ながら、着香するベルガモットのレシピもさまざまとのこと。
無限のバリエーションのなかから、マリアージュの美意識にかなうお茶が生み出されているわけですね。
中国の正山小種(ラプサン・スーチョン)のもつ龍眼の香りへの憧れから生まれたと言われるアールグレイ。
その名の通り、誕生には、19世紀半ばの英国首相・グレイ伯爵が関わったとか、関わらなかったとか…。
そういえば近年、グレイ伯爵の子孫にあたる方が、英国産紅茶を生産されていますね▼
イギリスの気候では難しいとされた茶の栽培に成功し、2005年から「英国産」紅茶を生産しているトレゴスナンエステート。
茶園を所有するファルマス子爵は、1830年代にイギリス首相をつとめたグレイ伯爵(アールグレイティーの誕生に関わったと[…]
いずれにせよ、お茶にベルガモットを結びつけた古のどなたかの発想に、心からの拍手を!
そうこうしますうちに、デザートタイム(^^♪。
確か「カレ ドール」というお名前だったでしょうか。
金箔に覆われたチョコレートガナッシュです。
アールグレイ ドールが使われているとのこと。
中にキャラメルクリームも隠れていて濃厚なのですが、ベリーソースのおかげでぺろりと(^^♪。
テイスティングとは別に、プリンストン(春摘みダージリンの“アッサンブラージュ”)と、新作のフレーバードティー(チョコレートと微かなベルガモット…お名前は?)をサーブしてくださいました。
あっという間に1時間半がたって、お開きに…。
今回の出席者は、8名くらいだったでしょうか。
お茶を愛する方々とあって、様々な質問が飛び出し?ましたが、ユーモアを交えて快く答えてくださった講師の方、さすがでした。
お茶の世界って、広く、深く、そして愉しいなぁ…とあらためて。
次の講座も企画されるということでしたので、またぜひ、伺わせていただきます。
そうそう、帰りにはもちろん、10%off 特典を利用してのお買い物を(^^♪。
素敵なお茶を持ち帰りましたので、また(できるだけ早く…)書きたいと思います。
ナムリング アッパーにはまりました▼
今年の春摘みダージリン、私的に最大のトピックは、ナムリン(グ) アッパーとの出会いでした。
ルピシアの「マジェスティック」に続いて、マリアージュ フレールの「キング」もまた、心に響く美味しさで...。
さらに他の銘柄は...?と[…]
「積み茶」解消のため、今年こそは「少数精鋭で行こう!」と決めたファーストフラッシュシーズン。
...だったはずですが、なかなか、そうはいかないものですね(^^;)。
ルピシアで購入したナムリン アッパーの「マジェスティック」が、[…]
「パリ ブレックファスト」も好きです▼
「タルティーヌ」ってかわいい響きですよね。
昔々、初めてのパリ旅行で、憧れの「街角のカフェで、タルティーヌとショコラの朝ごはん」をいただいたときは、感激しました。懐かしいな...。
今日は、エシレのキャラメルペースト(と、バター[…]
昨日、めずらしく早く仕事が終わった夫が、VIRON でパンを買ってきてくれました。
夕食用のライ麦パンなどと一緒に、私の大好きなクロワッサン・オ・ザマンドも...。
えらい!! やればできるのね(^^♪。
悪魔的な美味
昨夜[…]